2024年9月19日、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われたドジャース対マーリンズで、大谷翔平選手が50本塁打&50盗塁達成(50-50)を達成しました。
それだけでは終わらず、この試合で3打席連発ホームランを打った大谷選手。
第2打席で二盗に成功し51盗塁、第4打席で49号ホームラン、第5打席で50号、第6打席で51号を放ち、50−50達成した同試合で、51-51をも達成し、日本や全米は大興奮、球場はパニック状態!
気になるのは、記念すべき50−50達成時のホームランボールの行方。
このボールを掴んだのは誰だったのか、そしてその後ボールはどうなったのでしょうか?
このボールは、オークションなどで高値で取引される可能性もあるため注目されています。
球場パニック!50-50達成の大谷のホームランボールを取ったのは誰?
ドジャース大谷翔平選手が放った第50号ホームランは、レフトスタンドへ入りました。
そのときに掴んだのは、黒いTシャツを着たファンの男性でした。
ロサンゼルスドジャースの大谷選手3打席連続ホームランで前人未到の「51-51」の偉業達成!
— ハントカジノ(Hunt Casino)【公式】 (@Hunt_casino) September 20, 2024
球場は完全にパニック状態!#shoheiOtani #MLB #がんばれ日本 pic.twitter.com/xqRA8OAJP1
マイアミ・ヘラルドのクレイグ・ミッシュ(Craig Mish)記者によると、この男性は試合後にドジャース球団と話し合い、この記念すべきボールを返却せず、持ち帰ることを選択したのだそうです。
追記:
アメリカメディアによると、ドジャース球団は30万ドル(約4300万円)でボール交換をオファーしていました。
The fan who caught Shohei Ohtani’s 50th Home Run baseball has opted to walk away with it. Dodgers did not get it back.
— Craig Mish (@CraigMish) September 20, 2024
対訳:大谷翔平の50号ホームランをキャッチしたファンが野球ボールを持ち帰ることを選択。ドジャースはそれを取り戻せなかった。
また、ミッシュ記者は、次のようにも語っています。
Ohtani said postgame umpires were changing out the baseballs prior to his plate appearances. There should be no issue 3rd party authenticating it based on that and obvious video. Also a lesson for lucky fans who are told milestone balls are worthless once they leave the park.
— Craig Mish (@CraigMish) September 20, 2024
対訳:打席前に審判がボールを交換していた、と試合後に大谷はコメント。そのこととビデオに基づいて、第三者がボールを認証することに問題はないはずだ。また、マイルストーン・ボールは球場を離れたら価値がないと言われる幸運なファンへの教訓でもある。
直訳だと分かりにくいですが、ミッシュ記者が言わんとすることを解説すると、
マイルストーン・ボール(記録や記念のボール)となる特別なボールを明確に識別するため、重要な場面では、後でボールの本物性を確認しやすくするため、審判がボールを特別に管理します。
つまり、大谷選手が打席に立つ前に審判がボールを交換していたとのことなので、ホームランボールが本物であることを、第三者による認証で問題なく確認できるだろうとミッシュ記者は述べています。
50-50ホームランボールの価値は?
価値はいくら?
球場をでたら無価値・・・?というものの、実際この50号ホームランボールがどれほどの価値があるのでしょうか?
各メディアは、
- 米メディア「Yahoo Sports」・・・10万ドル(約1400万円)
- 国際競売会社「Heritage Auctions」・・・10万ドル(約1400万円)以上
- 国際競売会社「Sotheby's」・・・20万ドル(約2800万円)以上
- NBCテレビ・・・50万ドル(約7115万円)
などと、さまざまな予想をたてています。
追記
現在この大谷選手の50号ホームランボールはオークションにかけられ、開始額は50万ドル(約7200万円)。
オークションは、ゴールディン社(the Goldin company)によって、9月27日午前9時(PST)より開始。10月9日までは450万ドルでボールを買い取るオプション付きです。
ゴールディン社によると、球場でボールを手にした人物は、警備員によって球場から護送され、1週間以内にゴールディン社のもとにボールを持ちこみました。
実際の50号ホームランボールはこちら
そして10月8日時点の入札は、183万ドルとなっています。(結果が出次第またリポートします)
UPDATE: the Auction of Shohei Ohtani’s Historic 50/50 Home Run Ball Continues as Parties Reach Agreement.
— Ken Goldin (@KenGoldin) October 7, 2024
Very excited to share that the parties involved in court cases concerning the disputed ownership of Ohtani’s history-making 50/50 ball have reached an agreement to continue… pic.twitter.com/DBUB90HSrY
ボールは返すべき?日本人とアメリカ人の意見の違い
50号ホームランボールをめぐっては、いろいろな意見もあります。特に、日本人とアメリカ人では大きく意見が別れるのが印象的でした。
ヤフーニュースの日本人のコメントでは、ボールを持ち帰るの選択をするのは自由だけど、大谷選手に会えたり、特典をもらう方が良いのでは?という意見が多くみられました
ヤフーニュース・コメントより
- 51号の価値出ちゃうから手放すなら早めだろうね。 野球ファンならドジャースに返すけどなぁ それで大谷と話もできるだろうし、ボールよりも貴重な体験できる
- キープ宣言は良いけどその場でオフィシャルな組織からボールへのサインみたいに証拠や証明に類する細工をしなければ、球場を出た瞬間に無価値になるんじゃないの?買おうと思えば買えるボールだけに。
- しょーもないオークションで値段を決めてしまうより公的機関に預けて色んな特典をもらう方が賢いと思うな。記念品は勿論のこと大谷が球団に在籍してる期間全て無料でVIP席観戦とか。
- 50ー50を達成したボールを手にしたなら離したくはなくなるのは分かる、けど大谷と直に会えて握手とかサインとか貰えるなら…とか考えてしまいそう、将来値段高くなりそうだけどさ
それに対し、アメリカ人(または海外)の人々の意見は、ボールを持ち帰ったのは懸命な判断だという意見が大半でした。
過去の事例からすると、ボールを返却することによって、サイン入りグッズ、プレミアム席でのシーズンチケット、VIP体験などのオファーされる一般的のようです。
少なく見積もって10万ドル(約1400万円)ほどの価値があると考えられるそのホームランボールに、サイン入りグッズなどのオファーが見合うかどうかは・・・・人それぞれではあります。
追記:
アメリカメディアによると、ドジャース球団は30万ドル(約4300万円)でボールを交換するようオファーをしたことがわかりました。しかし手にしたファンは、それに合意せず持ち帰ったそうです。
ちなみにボールを取ったらどうするか、アンケートを取っていた人がいました。
If you caught Shohei Ohtani's 50th home run ball, would you...
— Jim Dahl ⚾️ 🏀 🏈 📻 🎤 (@jdspn_radio) September 20, 2024
- 大谷選手に返す
- 記念品と交換
- 持ち帰って売る
- 持ち帰って飾る
もしあなただったら、どれを選択しますか?
筆者は当然「持ち帰って売る」一択です笑
まとめ:球場パニック!50-50達成の大谷のホームランボールを取ったのは誰
偉業を達成した大谷選手のホームランボールの行く末について、まとめました。
ボールを取った人は、今後売るのか、部屋に飾るのか・・・気になるところですね。
オークションに出されたら、その時はまたニュースになるかと思いますので、注目ですね!
オークションに出された今、今度はいくらで落札されるでしょうか?
分かり次第追記していきたいと思います。
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