【プロ棋士編入】西山朋佳のwiki経歴プロフ!姉は囲碁棋士!家族構成も

将棋の女流棋士である西山朋佳三冠(白玲・女王・女流王将)は今、女性初のプロ棋士に最も近い存在として話題になっています。

西山朋佳さんは女流棋士として活躍中ですが、プロ編入試験受験資格を得て、現在プロ棋士編入試験の五番勝負真っ只中。

女性初のプロ棋士が誕生するかどうか気になるところですが、西山朋佳さんはどんな経歴の持ち主なのでしょうか?

また、西山さんにはお姉さんがいて、お姉さんは囲碁棋士として活躍しています。

今回は、西山朋佳さんのwiki経歴プロフィールと、家族構成などをまとめました。

目次

【プロ棋士編入】西山朋佳のwiki経歴プロフィール!

名前:西山朋佳(にしやま・ともか)
生年月日:1995年6月27日(29歳 2024年時点
出身地:大阪府大阪狭山市
出身校:大阪学芸高等学校
    慶應義塾大学環境情報学部 中退

所属:日本将棋連盟(関東)
師匠:伊藤博文七段
称号:永世女王
保持タイトル:白玲・女王・女流王将
段位:女流五段

幼少期

西山朋佳さんは、小学1年生の時(5歳からという説も)に、近所の将棋教室「若駒会」に通い始めました。

ルールを覚えてからは、家では家族と指すよりインターネットでの練習が主にだったそうです。

女流の大会もありましたが、大会やインターネットでは、ほとんどの対戦相手は男性だったのだとか。

もともとは「奨励会」に入ることは考えていなかった西山さんでしたが、中学2年生の時に実力試しで受けた「研修会(奨励会の下部組織)」の試験で、8連勝します。

中学2年で奨励会入り

西山さんは、研修会での成績が想像以上よかったことから、奨励会を意識しはじめ、

  • 2009年11月8日に「関西研修会」に入会
  • 2010年3月7日に中学2年で「関西奨励会」に入会

しました。

奨励会とは?
奨励会は、プロ棋士になるための棋士の養成機関「日本将棋連盟付属・新進棋士奨励会」のこと。

20歳で三段リーグ入り

西山さんは2015年12月、奨励会で女性として2人目・最年少の20歳5か月で三段に昇段しました。

  • 2016年度前期(第59回)に奨励会の三段リーグに参加。

西山さんは、三段リーグで、勝ち越し(及び次点)の成績をあげたことのある唯一の女性です。

  • 2020年3月7日、第66回三段リーグで、西山さんはあと一歩で女性初の四段昇段(プロ入り)となる可能性がありましたが、次点(3位)となり昇段を逃します。

奨励会三段リーグとは?
奨励会三段リーグは、プロ棋士になるための最後の関門。三段の30〜40名が半年間でリーグ戦を行い、上位2名だけが四段に昇格し晴れてプロになれる。26歳(勝ち越していれば29歳)になって昇級できないと強制退会となり、プロへの道が閉ざされる容赦なき世界。

25歳で女流棋士へ転向

西山さんは年齢制限の直前の25歳に、三段リーグに10期(約6年)在籍した奨励会を退会しました。

  • 2021年4月1日、女流棋士に転向。

勝ち越していれば年齢制限規定にまだ猶予はあり、四段昇格への道もありましたが、いろいろな要素を考え、このタイミングでの退会を決めたのだといいます。

西山さんは、女流棋士としては三冠(女王・白玲・女流王将)を獲得。

2018年〜2024年:マイナビ女子オープン 女王(七連覇し永世女王となる)
2021年、2023年:第1期ヒューリック杯白玲戦 白玲
2019年〜2020年、2022年〜2023年:霧島酒造杯女流王将戦 女流王将(二連覇)

そして2024年7月4日、第18回朝日杯一次予選の阿部光瑠戦に勝利。

この対局で西山さんは、公式棋戦成績を「13勝7敗(勝率0.650)」となりました。

女流棋士やアマチュア棋士は、公式戦でプロ棋士を相手に直近の対局で「10勝以上」かつ「6割5分以上の勝率」などの条件を満たすと、プロ編入の受験資格を得られます。

これにより、西山さんは受験資格を得たため、「プロ棋士編入試験五番勝負」を現在受けている真っ最中です!

ABEMA

プロ棋士編入試験五番勝負の日程は次の通りです。

①2024年9月10日:高橋佑二郎・四段(東京・将棋会館)
②2024年10月2日:山川泰熙・四段(東京・将棋会館)
③日程・場所未定:上野裕寿・四段
④日程・場所未定:宮嶋健太・四段
⑤日程・場所未定:柵木幹太・四段

西山朋佳の姉は囲碁棋士!家族構成も

西山朋佳さんは、ご両親とお姉さんの4人家族です。

姉は囲碁棋士

左が姉の静佳さん


西山静佳(にしやま・しずか)
1992年7月9日(32歳)
囲碁棋士(関西棋院所属)

お姉さんの静佳さんも、幼少期にお父さんから将棋を教わっていたそうですが、挫折したそうです。

また、音楽専攻だったお母さんの影響でピアノを習っていましたが、指を骨折してこちらも断念。

囲碁に興味を持ったのは漫画「ヒカルの碁」を読んだことがきっかけなのだそう。

中学2年で関西棋院の院生になり、一時は院生を離れて日本棋院の女流棋士採用試験を受験する不合格。

その後2013年に関西棋院の院生に戻り、2014年の22歳で初段入段し、プロ入りします。

天才姉妹を育てた父母

将棋・囲碁のプロとして活躍する天才姉妹を育てたご両親は、どんな方たちなのでしょうか?


西山俊章(にしやま・としあき)
1954年2月3日(70歳)
工業製品販売会社勤務


西山敦子

お父さんの教育方針としては、スパルタではなく、結果にはこだわらない個性を伸ばす教育方針だったのだそうです。

お父さんは、姉妹で同じ習い事をすると比べられてしまうので、別々のことをさせたのだとか。

姉は囲碁、妹は将棋をし、2人共がめきめきと上達し棋力をあげていったことから、対戦相手探しが大変になりました。

2人は、時間も場所も別々の道場に通い、2人の送り迎え、2人の教材費など、倍のサポートを行っていたのはお母さんの敦子さんでした。

まとめ【プロ棋士編入】西山朋佳のwiki経歴プロフ!姉は囲碁棋士!家族構成も

プロ棋士編入試験の真っ最中の西山朋佳三冠。女性初のプロ棋士誕生に期待がかかりますね!

今後も大注目していきたいと思います。

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