斉藤立は弱すぎる?と言われる理由3つ!対戦相手がすごすぎる!

2024年パリオリンピックで、柔道の混合団体戦決勝で、日本は開催国フランスに敗れ、銀メダルとなりました。

その決勝戦で100キロ超級の斉藤立(さいとう・たつる)選手が、リネール選手に2度対戦して2度とも敗れてしまい、さらに個人戦でもメダルに届かなかったことから、ネットでは「斉藤立は弱すぎ?」とざわつかせています。

オリンピックに出場するほどの選手ですので、弱いということはないのですが、なぜそのように言われてしまうのでしょうか?

対戦相手がすごすぎるのか?斉藤選手が弱すぎると言われてしまう、その理由を3つまとめました。

目次

斉藤立は弱すぎ?と言われる理由3つ!対戦相手がすごすぎる!

斉藤立選手が、世間に「弱すぎ」などと言われてしまう理由3つとはなんなのでしょうか?さっそくみてみましょう。

理由①父親がすごすぎる?

斉藤立選手のお父さんは、元柔道選手の故・斉藤仁(さいとう・ひとし)さんです。

斉藤仁さんといえば、柔道男子95kg超級でロサンゼルス五輪、ソウル五輪の金メダリストです。

豪快な投げ技をバンバン決めて、次々に一本をとるようなすごい選手でした。

しかし国際試合は制覇できても国内の最大の山である、山下泰裕さんには一度も勝てず、「打倒山下」の精神で稽古に挑み、その結果としてとてつもなく強い選手となりました。

鈴木桂治さん

そんな斉藤仁さんに指導を受けたことのある、アテネ五輪金メダリストの鈴木桂治さんは「斉藤監督は鬼以外の何ものでもなかった」と語っています。

そんな鬼のようなお父さんと比べられてしまうと、息子の斉藤立選手も弱くみえてしまうのかもしれません。

理由②メンタルが弱い?

今回のパリオリンピックでは、メンタル面をあれこれ言っているSNS投稿が目立ちました。

しかしながら、鬼のようなお父さんから、自宅でも稽古を長年受けてきた斉藤立選手が、メンタルが弱いはずはありません

試合では相当なプレッシャーがかかったとは思いますが、元柔道選手の野村忠宏さんは、「そんなプレッシャーは普通のことだ」とテレビでも語っています。

想像を絶するようなプレッシャーがかかっても結果を残すメンタルがないと、金メダルは難しいことだということなのかもしれませんね。

筆者の心の声

斉藤選手自身のインスタ投稿を見ると、お茶目で可愛い印象ですが、もともと優しい性格?なのかも?!

理由③フランスが強すぎる?

日本は阿部一二三選手や角田夏実選手たちが続々とメダルを獲り、さもメダルを獲れなかった人が弱い、というような印象になってしまっています。

しかし、柔道混合決勝で対戦したフランスは、実は柔道の競技人口がとても多いのです。

日本の柔道人口が約12万人なのに対し、フランスの柔道の競技人口は、なんと約55万人で、日本の4倍もいるのです!

パリグランドスラム2024IJF世界柔道ツアーのテディ・リネール選手(Victor Velter / Shutterstock.com)

今回のパリ五輪の混合団体で、斉藤立選手が敗戦した相手のテディ・リネール選手は、

  • フランスの柔道競技人口約55万人のうちのトップクラス
  • 100kg超級で金メダル獲得
  • 世界ランキング1位

と、上記のように、統計的にみても桁違いにすごい選手だったのです。

筆者の心の声

フランスの競技人口の層の厚さがモノを言った結果なのかもしれませんね

斉藤立に対する世間の声

2024年パリオリンピックでは、団体銀メダル、そして個人でメダル獲得とはいかなかった斉藤立選手に対して、厳しい意見もあります。

しかしその一方で、ほとんどが賞賛の声や感動をもらった視聴者のポジティブな声でした。

まとめ:斉藤立は弱すぎる?と言われる理由3つ!対戦相手がすごすぎる!

斉藤立選手は、個人・団体ともに悔いしかない、前へ進むしかない、批判も受け入れる、四年後に必ず仮を返すと、X にコメント。

こんなことを言える人が弱いはずがありません!

四年後のロサンゼルスを期待したいと思います。

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