【兵庫県知事】斎藤元彦はなぜやめない?辞めない理由5つとは?

斎藤元彦兵庫県知事パワハラ告発など一連の疑惑をめぐって、渦中の斎藤知事はいまだに辞職を強く否定しています。

副知事の片山安孝氏はすでに辞任しており、周囲から辞任を求める声が多数上がるなかで、なぜ斎藤元彦知事は辞任しないのでしょうか?

その理由と考えられる5つの理由をまとめました。

目次

【兵庫県知事】斎藤元彦wiki経歴プロフィール

名前:斎藤元彦(さいとう・もとひこ)
本名:齋藤元彦
生年月日:1977年11月15日(46歳 2024年9月時点
出身地:兵庫県神戸市須磨区
学歴:愛光学園(中高一貫校)
   東京大学経済学部 卒業

兵庫県神戸市須磨区生まれ、実家はケミカルシューズを製造する事業を行い、祖父は日本ケミカルシューズ工業組合の理事長も務めていました。

2002年に総務省に入省し、2021年に退職、同年8月に兵庫県知事に就任し、現在に至ります。

【兵庫県知事】斎藤元彦はなぜやめない?辞めない理由3つとは?

①年収1500万円だから?

神戸新聞によると、2022年の斎藤元彦知事の報酬額は1550万5010円で、毎日新聞によると、2023年は1565万円(3割カット)です。

また、2024年の夏のボーナスはに給与月額の1.70カ月分から3割カットの249万2041円

任期(1期4年間)を全うした場合の退職金は、約2000万円(5割カット)支払われます。

毎日新聞によると、他に所得はなく資産はないとのこと。

斎藤知事は知事選の公約に、自身の退職手当給与の大幅カットを掲げていたので、上記の金額は減額された額。とはいえ、それでもかなりの高額が税金から支払われています。

斎藤知事が4年間の任期を全うした場合、単純計算すると4年間の合計報酬は約8000万円となります。

2021年…約1500万円
2022年…約1500万円
2023年…約1500万円
2024年…約1500万円
退職金…約2000万円
合計 約8000万円

任期途中で辞職すれば報酬はなくなりますし、いつかどこかで立候補したとしても政治家としての再選は難しいでしょうし、社会的にも評判から、何をするにも再起は一筋縄ではいかないかもしれません。

辞任または失職した場合(不信任決議など)でも、退職金は支払われます。

退職金は、在職期間により金額が変わりますが、仮に2024年9月いっぱいで辞任(または失職)した場合、

支給される退職金は約1604万円

一か月在職期間が延びるごとに月約42万円が加算されます。

ちなみに、退職金が支払われないケースは、懲戒免職になった場合や、刑事裁判で有罪になった場合などと規定があります。

②地位や権力への執着している?

斎藤知事の「元彦」という名前は、元兵庫県知事の金井元彦氏にあやかり、祖父が命名したそうです。

元兵庫県知事・金井元彦

命名した斎藤知事の母方の祖父は、旧日本海軍の士官で、日本ケミカルシューズ工業組合の理事長。地元でも大物でした。斎藤知事は祖父に溺愛されて育ち、大学までの学費も祖父が捻出してくれたのだとか。

祖父は、元兵庫県知事の金井元彦さんと交流があったことから、斎藤元彦氏を県知事にするため、英才教育に力を入れていたようです。

そんな権力者でもあった祖父から与えられた「元彦」という名前に恥じぬよう、金井元彦氏と同様に兵庫県知事を目指したのかもしれません。

そして地位権力を得た今、祖父に期待されて育った斎藤氏にとっては、その座を手放すのはなんとしてでも阻止したいのかもしれません。

筆者の心の声

すでに辞職した副知事の片山安孝氏とは違い、斎藤知事はまだ46歳。政治家としては引退するような年齢でもないので、固執しているのかもですね。

③メンタルが強すぎる?

元西播磨県民局長の渡瀬康英氏の内部告発に始まり、同氏の自殺、また阪神とオリックスパレードの資金調達の不正調達に関わったとされる元課長の自殺と、2人の死者が出ている兵庫県。

数々のパワハラ疑惑でバッシングを浴びる中で、地位に固執しつづける斎藤元彦氏の「鋼のメンタル」は、ある意味称賛に値します。

筆者の心の声

普通の人なら、ここまでのバッシングを浴びると心を病んでしまいそうですが、政治家にはこれくらいの「厚顔無恥」さが必要なのでしょうか…

④サイコパスだから?

一部の人々の間で、斎藤元彦知事は「サイコパス」な気質があると言われています。

さて、「サイコパス」とは具体的にはどういう特徴を持つ人のことをいうのでしょうか?

  • 口達者
  • 自信にあふれ、魅力的に見える
  • 他人を責める
  • 利己的・自己中心的
  • 自慢話をする
  • 自分の非を認めない、責められれば正当化する
  • 結果至上主義
  • 平然と嘘をつく
  • 共感ができない
  • 他人を操ろうとする
  • 良心の欠如
  • 刺激を求める
  • 無責任である
  • 恐怖や不安を感じない
  • 衝動的に行動する

参考サイト:刑事事件相談広場(www.keijihiroba.com)、ベンナビ刑事事件(keiji-pro.com)

一連のパワハラ疑惑などで、記者会見の臨む最近の斎藤知事を見ただけでも、「自分の非を認めない、責められれば正当化する」「口達者」などは当てはまっている印象です・・・。

また、「SmartFLASH」の記事によると、斎藤知事はほとんど交流のなかった古い知人や同級生などを突然訪問することが何度かあり、何しに来たんだろうと思う知人に、「東大行って官僚になった」など自慢話をしたのだそう。

ちなみに、「現代ビジネス」の記事によると、

企業や組織における「マイルド・サイコパス」の研究では、(中略)サイコパス上司がいない会社では、ハラスメント発生率が58%だったのに対し、サイコパス上司がいる会社では93%だった。つまり、サイコパス上司は、必ずといっていいほどハラスメント行為に及ぶのである。

現代ビジネス(https://gendai.media/)

と、職場や組織におけるサイコパスとパワハラの関連について記述しています。

⑤責任感が強い?

斎藤知事が辞めないのは、よく言えば「責任感が強い」とも取れます。

斎藤知事は、7月16日の記者会見で次のように述べています。

前回の選挙で多くの負託をいただいた。コロナ後の新しい兵庫県に向けてより良い県政を目指して行くということが私の責任だと考えています。県職員との信頼関係を再構築し、県政を立て直していくこと、これは時間がかかることかもしれません。そして、道は険しいかもしれませんけども、前に進めていくことが、私の県民の皆さんに対する知事としての責任の果たし方だという風に考えている

女性自身より引用

斎藤知事は、愛光学園での寮生活で、高校2年当時に寮長を務め、計800人ほどを束ねていました。その当時は特に悪い噂もなかったのだとか。

しかし、県職員との信頼関係を再構築し、県政を立て直すと言っている割には、自身のSNSの更新は7月6日を最後に更新されておらず、知事の働きを見ることはできませんが・・・

筆者の心の声

もし本当に責任感が強いのであれば、他人を認め、自身の非も認めて、県政に全力で取り組んで欲しいものですね。

辞めない斎藤元彦に対する世間の声は?

そんな斎藤元彦知事に対して、世間の声はどんなものがあるのでしょうか?

斎藤知事に対しての意見は、多くの人がSNSにポストしていて、紹介しきれないほどにたくさんあります。

しかし大半は、「なぜ辞めない?」「はずかしい」「早く辞めて県職員に謝罪してほしい」などが多くみられました。

まとめ:【兵庫県知事】斎藤元彦はなぜやめない?辞めない理由5つとは?

辞職を否定している斎藤元彦知事、なぜ辞めないかの理由を5つまとめました。

まだ辞めない姿勢を見せているので、まだまだしばらくは世間に騒がれそうですね。

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