馬瓜エブリンはハーフではない!父はエリート?両親はなぜ日本へ?家族構成も

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2024年夏季オリンピック(パリ五輪)で、5人制バスケットボール女子日本代表選手に内定している馬瓜エブリン選手。

馬瓜エブリン選手の妹のステファニー選手も、同様にパリオリンピックの出場が内定しています。

そんな馬瓜選手は、名前や肌の色の違いからハーフなの?という疑問をもつ人もいますが、ハーフではありません。

馬瓜選手のご両親はガーナ出身なのですが、なぜ日本へきたのか気になりますね!実はお父さんは日本に留学していたことから、エリートなのではと考えられます。

今回は、ご両親についてや家族構成、そしてなぜ「馬瓜」という名字(苗字)なのかも詳しく解説していきたいと思います。

目次
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馬瓜エブリンはハーフではない!名字の由来は?

もとはガーナ人、14歳で日本帰化

馬瓜エブリン選手は、ガーナ出身のご両親が日本滞在中、愛知県豊橋市で生まれました。

馬瓜選手のお父さんもお母さんもガーナ人のため、日本人とのハーフではありません。

名前:馬瓜エブリン/Evelyn Mawuli(まうり・えぶりん)
生年月日:1995年6月2日(29歳 2024年時点
出生地:愛知県豊橋市
出身地:愛知県愛知郡東郷町
学歴:東郷町立東郷中学校→桜花学園高等学校
身長:180cm
体重:75kg

所属
2014-2017年:アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス(現:アイシン ウィングス)
2017-2022年:トヨタ自動車アンテロープス
2023-現在:デンソーアイリス

日本は、「父母両系血統主義」を国籍法として採用しているため、ガーナ出身のご両親との間に生まれたエブリンさんは、生まれた時は日本国籍は持っていませんでした。

父母両系血統主義とは
父または母のいずれかがその国の国籍であれば、子どももその国籍を取得できる。
(米国のように生地主義とは異なり、生まれた地での国籍は与えられない)

並外れた運動能力を持っていたエブリン選手は、小学4年生からバスケットボールを始め、メキメキと上達。U−16日本代表に弱冠14歳で選ばれました。

ところが、日本代表として国際大会に出場するには日本国籍を取得する必要があり、未成年だったエブリン選手は、ご両親も日本国籍を取得しなくてはなりませんでした。

家族全員で日本国籍を取得するということは、決して簡単ではない道。それをエブリン選手のために、即決断してくれたご両親へ、恩返しをしなくてはいけないと、エブリン選手本人は語っています。

馬瓜エブリンの苗字(名字)の由来は?

馬瓜エブリン選手のお父さんの名前は「Nicholas Mawuli」。そして、エブリン選手のアルファベット表記は、「Evelyn Mawuli」のため、Mawuli→「馬瓜(マウリ)」と当て字としたと考えられます。

日本国籍取得の際、どんな漢字を使ってもいいというわけではなく、常用漢字、人名用漢字、ひらがな、カタカナでなければならないという規定があるので、きっとわかりやすい漢字を当てたのでしょう

ちなみに、「Mawuli」という名字は、エウェ語(ガーナやトーゴに住むエウェ人が話す言語)で、「神は生きている」という意味なのだそうです!

筆者の心の声

さすが馬瓜エブリン選手、名前までも神がかっていてカッコイイ!!

でもエブリン選手は、馬瓜じゃなくて、スラムダンクの桜木花道から、「桜木」がよかったのだとか!笑

もしかしたら、「桜木エブリン」になっていた世界線もあったのかもしれませんね・・・・!!!

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馬瓜エブリンの両親の出身と家族構成も

馬瓜エブリン選手は、お父さん、お母さん、妹の4人家族です。

妹のステファニーさんも、バスケットボールの日本代表選手。姉妹揃ってパリオリンピックの出場が内定しています。

父はエリート?

名前:Nicholas Mawuli (ニコラス・マウリ)
在住地:愛知県名古屋市
学歴:St. John's School(ガーナ,セコンディ)
   ハンブルク大学(ドイツ)
   静岡大学(Solid Materials Physics専攻)

お父さんのニコラス・マウリさんは、もともとガーナでエンジニア関係の勉強をしていました。

ガーナで結婚後、エンジニアの勉強するために単身日本へ留学。
ニコラスさんのSNSによると、静岡大学に在学されていたようです。

のちに、お母さんが追いかける形で来日し、エブリン選手、ステファニー選手が日本で誕生しました。

静岡と愛知はお隣同士の県ですが、エブリン・ステファニー姉妹の出生地の愛知県豊橋市から静岡大学までは、車や新幹線で1〜2時間の距離

お父さんは、大学を卒業後に愛知に移住したのか、豊橋から通っていたのか、そのあたり詳細については、また判明次第追記していきたいと思います。

ちなみに、お父さんがガーナで通っていた学校は、ガーナ西部のセコンディにある「St. John's School」というローマ カトリック教の第2期男子学校です。カリキュラム的には高等学校制度に属します。

St. John's Schoolの正門(Captonisaac, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons)

ガーナでは、初等教育(義務教育で無償)の就学率が80%、中等教育は64%で、都市部の就学率は高いものの、地方では低く、教育格差も大きいのだとか。参考:外務省国際協力政府開発援助ODA資料

その中で、高等教育を受け、留学までしたニコラスさんは、裕福な家庭に生まれ、かつエリートだったのではないのでしょうか?

娘たちを支える母


馬瓜フランシスカさん
年齢不明(娘たちにも秘密?)

母のフランシスカさんは、エブリンさんとステファニーさんを2人を支えてきた、良き理解者。

エブリン選手が幼少期、「人と違う」ことを受け入れられなかったことに、「自分自身にしかない魅力を逆になんで使わないの?」とアドバイスをしてくれたのだとか。

お母さん自身、職場などで色々言われ辛い思いをしても、それをものともせずに周りに接してる母をみて、「一番の勉強になった」と、エブリン選手は語っています。

遥か遠い国にきて、娘のために帰化をする決意もさることながら、言葉のわからない土地で娘たちを育てることも簡単なことではありませんね・・・。

姉妹でオリンピック出場も決まり、お母さんへの気持ちをエブリン選手が叫んでいます!

筆者の心の声

「お母さん、ありがとうー!」のこの一言に、これまでの全ての気持ちが詰まっている気がしますね!

日本代表の妹ステファニー

妹の馬瓜ステファニーさんは、エブリン選手より3歳年下で、おなじくバスケットボール選手です。

パリオリンピックの女子バスケットボール日本代表にも、姉妹揃って選ばれました。


名前:馬瓜ステファニー
生年月日:1998年11月25日(25歳 2024年7月時点
出生地:愛知県豊橋市
出身地:愛知県愛知郡東郷町
学歴:桜花学園高校

所属
2017-2023:トヨタ自動車アンテロープス
2023-現在:Movistar estudiantes(スペインリーグCBエストゥディアンテス)

エブリン選手が帰化する時に、家族揃ってステファニーさんも11歳の時に日本国籍を取得しました。

姉と同じくバスケットボールをプレーし、桜花学園高校では3年の時に主将を任され高校三冠に導きました。

現在は、スペインリーグのCBエストゥディアンテスに所属しています。

そんなステファニーさん、エブリン選手とも仲が良い様子で、SNSなどで一緒に映る写真を投稿しています。

おまけ:ガーナ在住の祖父母

エブリン選手は東京五輪後、2022年にガーナを訪問しています。

東京五輪で獲得した銀メダルを下げているのは、エブリン選手のおじいさんとおばあさん。

父方、母方のどちらかは不明ですが、なんとなくお母さんのフランシスカさんに似ているような気がしますので、お母さんのご両親でしょうか!?

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まとめ:馬瓜エブリンはハーフではない!父はエリート?両親の出身と家族構成も

いかがでしたでしょうか?

馬瓜エブリン選手のご家族について、詳しくまとめました。

エブリン選手とステファニー選手、姉妹揃ってのパリオリンピック出場とのことで、とても楽しみですね。

パリオリンピックもメダルが期待できますが、引き続き応援していきたいと思います。

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