エリス・ルンドホルムのwiki経歴プロフ!女子モーグル出場の男性トランジェンダー選手

エリス・ルンドホルム トランスジェンダー選手 アイキャッチ
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2026年冬季オリンピック(ミラノ・コルティナ五輪)で、スェーデンのフリースタイルスキー(モーグル)代表・エリス・ルンドホルム(Elis Lundholm)が話題です。

ルンドホルム選手は、“冬季五輪初のトランスジェンダー男性選手”。女子デュアルモーグルに出場し、日本の冨高日向子選手と対戦するということでも注目されています。

しかし、その素顔やこれまでの歩みについては、まだ詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ルンドホルム選手のwiki経歴プロフィール男性トランジェンダーとして冬季五輪出場の背景などを詳しくまとめました。

目次
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エリス・ルンドホルムのwiki経歴プロフィール

エリス・ルンドホルム選手は、スウェーデン出身のフリースタイルスキー(モーグル)選手で、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪で歴史的な存在となっているトランスジェンダーアスリートです。

名前:エリス・ルンドホルム(Elis Lundholm)
性別:男性(出生は女性)
出身地:スウェーデン・ヴェルムド市(Värmdö Municipality)
生年月日:2002年7月10日(23歳 2026年時点
競技種目:フリースタイルスキー・モーグル(女子モーグル、デュアルモーグルを含む)
所属:Vaermdoe FMT(スウェーデン)

エリス・ルンドホルム選手は2002年7月10日、女性として生まれました。

ストックホルム近郊のヴェルムド市出身で、同市のヴェルムドFMTでスキー競技を行っています。

ルンドホルム選手は、スウェーデン国内およびヨーロッパの大会で着実に実績を積み重ねてきた実力派の選手です。

主な経績・出場記録
2023年:スウェーデン選手権 モーグル 3位
2024年:スウェーデン選手権 デュアルモーグル 2位 / モーグル 3位
    スキーワールドカップ初出場 18位
2025年:スウェーデン選手権 モーグル 3位
2026年:ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪 出場

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冬季五輪初・トランジェンダー選手として出場の背景

2026年ミラノ・コルティナ五輪で出場のスウェーデンのエリス・ルンドホルム選手。

トランスジェンダー男性として冬季大会初の出場を果たした背景には、現在の競技ルールや自身の決断、そしてスポーツ界の複雑な議論がありました。

女子デュアルモーグル出場:冬季五輪初の男性トランジェンダー選手

エリス・ルンドホルム選手は、2026年ミラノ・コルティナ五輪において、冬季五輪史上初めて「トランスジェンダー」であることを公表して出場した選手として歴史を刻みました。

統計サイト「オリンピディア」によれば、夏季五輪ではこれまでに20人以上のトランスジェンダー選手が登録されていますが、冬季五輪での出場はルンドホルム選手が初。

特筆すべきは、2024年パリ五輪のボクシング種目などで起きたような激しい論争を、ルンドホルム選手がほぼ回避している点です。

その理由については詳しく後述しますが、ルンドホルム選手「出生時の性別である女子カテゴリー」での出場を選択したことにあります。

ルンドホルム選手はスウェーデン代表に選出され、モーグルとデュアルモーグルに出場。米国トランプ政権下の大統領令によりトランス女性の女子競技参加が厳格化されるなど、国際的に規制が強まる中で、「出生時の性別」に基づくことで、現行ルールの枠内で正当に出場資格を満たしました。

本人は「誰もが公平に競い合えるようにしたい」と語り、自身の記録よりも競技の公平性とスポーツへの集中を何より大切にしています。

女性として生を受ける

エリス・ルンドホルム選手は、スウェーデンで女性として出生し、成長の過程で自身の性自認が男性である(トランスジェンダー男性)ことを認識するようになります。

ルンドホルム選手は自身がトランスジェンダーであることを公表していますが、現在も一貫して女子カテゴリーでの競技を続けています。

出生時の割り当てられた性別: ルンドホルム選手は「出生時に割り当てられた性別(女性)」のカテゴリーで出場しているため、現在のIOCやFISの規則において、論争を回避しながら出場資格を満たすことができています。

「ただのスキーヤー」としての自認: ルンドホルム選手はメディアに対し、「他の選手と同じ条件でここにいて、ただスキーをしているだけ」と語っています。歴史的な先駆者として注目される一方で、本人の根底にあるのは「アスリートとして正当に競技に参加したい」という純粋な想いです。

女性として生を受け、現在は男性としてのアイデンティティを持ちながらも、競技の場ではルールを尊重し、女子モーグル界の実力派選手としてトップレベルの戦いに挑み続けています。

トランスジェンダー(transgender)の定義
出生時に割り当てられた性別と、自覚している性(性自認)が一致しない人を指す言葉。体の性に関わらず、心の性が男性、女性、あるいはそのどちらでもないなど、多様なあり方を含む。

性別適合手術やホルモン治療は受けていない

エリス・ルンドホルム選手のオリンピック出場において、公平性の観点から最も注目されたのが「医学的処置の有無」。

スウェーデンチームおよび主要メディアの報道によると、ルンドホルム選手は性別適合手術や、男性ホルモンによる投与(マスキュリン化ホルモン治療)などの医学的トランジションを行っていません。

競技の公平性と「テストステロン」

スポーツ界、特に女子カテゴリーにおけるトランスジェンダー選手の出場については、男性ホルモンである「テストステロン」がもたらす身体的優位性が議論の的となります。

しかし、ルンドホルム選手の場合は以下の理由で、現在のルールの枠内での出場が認められています。

  • ホルモン治療の不在: 外科的な手術やホルモン治療を受けていないため、他の女子選手と比較して生物学的な不公平が生じない。
  • 現行ルールの遵守: IOC(国際オリンピック委員会)やFIS(国際スキー連盟)の規定において、出生時の性別カテゴリーで競技を続けるための要件を完全に満たしている。

本人のスタンス

ルンドホルム選手自身も、自身の身体的状況が現在のルールに適合していることを認識しており、「他の選手と同じ条件でここにいる」と述べています。

今後、国際スキー連盟(FIS)は女子競技の出場資格について、より厳格な遺伝子検査などの導入が検討されています。

しkし、現時点においてルンドホルム選手の出場は、「ルールに基づいた正当な参加」として、競技団体や他の選手からも広く受け入れられています。

批判や誹謗中傷はあった?

エリス・ルンドホルム選手の出場は、多くの支持を集める一方で、一部で混乱や批判的な反応も起きました。しかし、実際には競技現場の選手たちからは温かい歓迎を受けているという点です。

放送局による「誤認」と謝罪騒動

大会期間中、米放送局NBCのストリーミング配信において、実況解説者がルンドホルム選手を「she(彼女)」と呼ぶミスジェンダリング(性自認と異なる代名詞で呼ぶこと)が発生。

これを受け、NBCは「視聴者とエリス・ルンドホルム選手に謝罪する」との声明を発表。SNSやプラットフォームから該当する映像を削除する事態に発展しました。

この騒動は、トランスジェンダーアスリートに対するメディアの向き合い方の難しさを浮き彫りにしました。

オンライン上の反応とロシアメディアからの攻撃

ネット上では、ルンドホルム選手が男性と自認しながら女子カテゴリーで競うことに対し、疑問を呈する声や誹謗中傷が一部で見られました。

また、ロシアのスポーツメディアなどからも不当な攻撃を受けたと報じられています。 これに対しIOCは、AIスキャナーを導入してルンドホルム選手のSNS上から憎悪表現(ヘイトスピーチ)を排除するなどの保護策を講じています。

選手仲間からの力強い支持

一方で、共に競い合うライバルたちからは異議の声は上がっていません。アメリカ代表のテス・ジョンソン(Tess Johnson)選手は以下のように述べています。

エリスが冬季五輪初のトランスジェンダー選手として出場するのは素晴らしいこと。私たちはスキーを楽しみ、競うためにここにいるのです
I think it's great that Elis is competing as the, I think, first transgender Winter Olympian, I think that's awesome, and, yeah, I mean we're here to ski, we're here to have fun, and that's exactly what we do.

https://www.espn.com/

ルンドホルム選手本人はこうした状況の中、「若い人たちには自分らしく、やりたいことをやってほしい」と語り、多様な生き方を示すロールモデルとして前向きな姿勢を保っています。

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まとめ

2026年冬季五輪で、史上初のトランスジェンダー男性選手として歴史を刻んだモーグルのエリス・ルンドホルム選手。

ルンドホルム選手はホルモン治療などの医学的処置を行っておらず、現行ルールに基づき「出生時の性別」である女子カテゴリーで出場。これにより公平性を保ちながら、アスリートとして正当に競技に挑んでいます。

一部メディアによる誤認騒動やネット上の声もありましたが、ライバル選手たちは彼の参戦を歓迎し、IOCもAI技術を用いて彼を誹謗中傷から守る姿勢を見せました。

「自分らしく、やりたいことをやってほしい」というルンドホルム選手のメッセージは、スポーツ界の多様性における新たな一歩となったはずです。

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