スキージャンプ界の絶対的エースであり、日本でも多くのファンを持つポーランドの至宝、カミル・ストッフ選手が2025-26シーズン限りでの現役引退を表明しました。
オリンピック個人金メダル3個、ワールドカップ総合優勝2回という、まさに「伝説−レジェンド−」の名にふさわしいキャリアを歩んできたストッフ選手。その輝かしい功績はもちろん、彼を支え続けた家族や最愛の妻(結婚相手)とのエピソードにも注目が集まっています。
また、ストッフ選手の引退に際し、53歳にして今なお世界の第一線で戦い続けるレジェンド、葛西紀明選手との絆や、FIS(国際スキー連盟)が綴った胸熱なコメントも話題を呼んでいます。
本記事では、カミル・ストッフ選手のwiki風経歴プロフィールに加え、気になる家族構成(妻・子供)、そして葛西紀明選手との世代を超えた共演について、詳しくまとめてお届けします。
引退表明!カミル・ストッフのwiki経歴プロフィール!
カミル・ストッフ選手は、ポーランドが世界に誇る伝説的スキージャンパー。 2025年5月、ストッフ選手は2025-26シーズンを最後に現役を引退することを正式に表明しました。
出典:Marzecky, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
名前:カミル・ウィクター・ストッフ(Kamil Wiktor Stoch)
生年月日:1987年5月25日(38歳 2026年2月時点)
出身地:ポーランド マウォポルスカ県ザコパネ
学歴:School of Sports Championships in Zakopane
University School of Physical Education in Krakow 修士課程修了
職業:スキージャンプ選手
所属:AZSザコパネ
身長:173cm
カミル・ストッフ選手は、ポーランドの冬の首都と呼ばれるザコパネで、父ブロスワフ(Bronisław Stoch)と母クリスティナ(Krystyna)のもとに生まれ、近郊のゾンプ(Ząb)で育ちました。
6歳の時、叔父から初めてのジャンプ用スキー板をプレゼントされたことが、その後の輝かしいキャリアの原点となります。
8歳で地元のクラブ「ŁKS Ząb」に入会し、ミロスワフ・マウダ氏の指導のもと本格的にトレーニングを開始。意外にも、キャリアの初期はスキージャンプだけでなく、クロスカントリーも行うノルディック複合の選手として訓練を積んでいました。
学業にも非常に熱心で、2006年にザコパネのスポーツ・チャンピオンシップ学校を卒業後、2012年にはクラクフ体育大学で修士号(体育学)を取得しています。
出典:Pan.piotr.kruczek, Public domain, via Wikimedia Commons
文武両道を体現したエリートアスリートとしての側面も、彼の強靭な精神力を支える一因と言えるでしょう。
ストッフ選手は、スキージャンプの歴史において最も成功した選手の一人。特に、2014年のソチ五輪で見せた圧倒的な強さは今も語り草です。
- オリンピック金メダル 3個
- 2014年 ソチ五輪(ノーマルヒル個人・ラージヒル個人 2冠)
- 2018年 平昌五輪(ラージヒル個人)
- ワールドカップ総合優勝 2回(2013/14, 2017/18)
- ジャンプ週間(Four Hills Tournament)総合優勝 3回
- 2017/18シーズンには、全4戦すべてで優勝する「グランドスラム」を史上2人目(当時)として達成。
- 世界選手権 金メダル(個人・団体計2個)
- 最年長記録
- 2018年当時、30歳でオリンピック金メダルとワールドカップ総合優勝を達成し、当時の最年長記録を塗り替えました。
3歳で初めてスキーを履き、ポーランドの伝統的なジャンプの聖地ザコパネで育ったストッフ選手。
アダム・マリシュという偉大な先達の後を継ぎ、長年にわたりポーランドの国民的英雄として、そして世界の「キング」として飛び続けてきました。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を含むラストシーズン、彼がどのような着地を見せるのか世界中が注目しています。
カミル・ストッフの家族や結婚相手・子供は?
カミル・ストッフ選手は、2010年8月7日にエヴァ・ビラン(Ewa Bilan)さんと結婚しました。
挙式はポーランドのチェルヴィエンネ村にある教会で行われ、披露宴では二人が伝統的な山岳地帯の民族衣装を身にまとった姿も話題になりました。
当時ストッフ選手は23歳。競技キャリアの初期での決断でしたが、本人は後に「家に帰ったときに待っていてくれる、何でも話せる人が欲しかった。最高の選択だった」と語っています。
妻:エヴァ・ビラン=ストッフさんはどんな人?
奥様のエヴァさんは、単なる「アスリートの妻」に留まらず、自身のキャリアも持つ非常に多才な女性です。
- プロのフォトグラファー: 文化、ダンス、野生動物などを被写体とする写真家として活動。自身のウェブサイトやInstagram(フォロワー8万人以上)で作品を公開しています。
- ビジネス・マネジメント: ストッフ選手のマネージャーを務める傍ら、スポーツマーケティング会社や「Eve-nement Team Zakopane」というスキージャンプクラブも設立・運営。ダヴィド・クバツキ選手らも所属しています。
- デザイナー: ストッフ選手の公式ブランド「Kamiland」のデザインも手がけています。
ストッフ選手は「成功は一瞬だが、苦しい時にそばにいてくれる家族は一生の宝」と語っており、彼女の多方面にわたるサポートが、彼の長い現役生活を支えてきたことは間違いありません。
子供はいる?
ポーランドのメディアやインタビューでも子供に関する具体的な言及や報告はなく、現在は夫婦二人三脚で競技生活とビジネスの両面に注力しているようです。
両親:ブロスワフさんとクリスティナさん

カミル・ストッフ選手の両親は、父ブロスワフ(Bronisław)さんと母クリスティナ(Krystyna)さん。
心理学者である父ブロスワフさんは、ストッフ選手のメンタル面において重要な役割を果たしてきたと言われています。
幼少期からストッフ選手の才能を信じ、過度なプレッシャーを与えることなく、一人の人間としての成長を第一に考えて見守り続けてきました。
兄弟姉妹:2人の姉
ストッフ選手は3人きょうだいの末っ子で、2人の姉がいます。
- アンナ(Anna)さん: 1983年生まれ。
- ナタリア(Natalia)さん: 1985年生まれ。
女性に囲まれて育った末っ子のカミル少年は、家族からたっぷりの愛情を受けて育ちました。学業を疎かにせず修士号まで取得した真面目な性格は、こうした温かくも規律ある家庭環境で育まれたのでしょう。
カミル・ストッフとレジェンド葛西紀明
カミル・ストッフ選手の引退表明に関連して、現在SNSや世界のスキーファンの間で大きな話題となっているのが、日本のレジェンド・葛西紀明選手との対比です。
FISも驚愕!「ストッフが引退しても葛西は飛んでいる」
2024年1月、50代にしてワールドカップの舞台に帰還した葛西紀明選手に対し、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)は公式SNSで興奮気味に次のような趣旨のコメントを投稿しました。
信じられますか?53歳の葛西紀明がW杯に帰ってきました!カミル・ストッフ(38歳)が地元で現役最後のジャンプを飛ぶ時にも、葛西がまだ現役で戦っているとは誰も予想できなかったでしょう
38歳で「引き際」を決断したポーランドの英雄ストッフ選手と、50歳を超えてなお「前人未到のW杯600回出場」を目指して歴史を更新し続ける葛西選手。
FISはこの二人のキャリアを引き合いに出し、葛西選手の異次元の生命力を称賛しました。
互いをリスペクトし合う関係

ストッフ選手にとって、葛西選手は単なる対戦相手ではなく、長年競い合ってきた尊敬すべき大先輩です。
2014年のソチ五輪ラージヒルでは、金メダルのストッフ選手と銀メダルの葛西選手が表彰台で並び、互いの健闘を称え合いました。
ストッフ選手が2025-26シーズンで現役を退く一方で、葛西選手は「少なくとも60歳までは」と現役続行に意欲を燃やしています。
世代は違えど、同じ時代を駆け抜けた二人のレジェンド。彼らが同時に空を舞う姿が見られるのも、残りわずかな期間となります。
まとめ:【引退】カミル・ストッフのwiki経歴プロフィール!家族や結婚相手・子供は?
ポーランドが生んだスキージャンプ界の至宝、カミル・ストッフ選手の引退表明を受け、彼の足跡と支え続けた家族、そして日本が誇るレジェンド葛西紀明選手との絆についてお届けしました。
- カミル・ストッフ選手は、2025-26シーズンをもって現役を引退。
- 五輪金メダル3個、史上3人目のグランドスラム達成など、歴史に名を刻む圧倒的な経歴の持ち主。
- 最愛の妻エヴァさんは、写真家やマネージャーとして、公私ともに彼を支える最強のパートナー。
- 50代の鉄人・葛西紀明のW杯復帰に際し、FIS(国際スキー連盟)が二人のキャリアを引き合いに出して称賛したエピソードは、世界のファンの胸を熱くさせた。
カミル・ストッフ選手が空を舞う姿を見られるのも、残すところあとわずか。2026年のラストシーズン、彼がどのような有終の美を飾るのでしょうか。
まずは、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで応援しましょう!




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