2025年紅白出場のハンバートハンバートは、不思議な魅力を持つ夫婦デュオとして知られています。
穏やかな歌声や温かい曲も多い一方で、なぜか「怖い曲」や「怖い歌詞」、「怖い歌」などと検索される楽曲も存在します。
この記事では、特に「おなじ話」など、怖いと言われる理由を5つに分けて解説！
さらに、SNS上での声や反応も紹介し、夫婦デュオならではの不思議な魅力と、怖い曲がなぜ印象に残るのかを読み解きます。
ハンバートハンバートって怖い歌が多い？
ハンバートハンバートは、不思議な魅力を持つ夫婦デュオ。
穏やかな歌声や温かい曲が多い一方で、「怖い歌」「怖い曲」など検索される曲も存在します。
特に代表曲の「おなじ話」などは、日常の会話のような歌詞が繰り返される構造で、聴く人によっては少し違和感を覚えることもあるようです。
こうした印象は、歌詞の内容が直接的に恐怖を描いているわけではなく、言葉の選び方や曲の構造によって生まれるもの。少し捉えどころのない表現が、聴く人の想像力を掻き立て、結果的に「怖い」と感じる人も！？
ここからは、特に怖いと言われやすい曲など、その理由を5つに分けて、具体的に解説していきます。
「おなじ話」など歌が怖いと言われる理由５選！
ハンバートハンバートの楽曲には、優しい曲調や日常的な歌詞の裏に、心理的な不安や孤独を描く要素があり、「怖い」と感じる人が少なくありません。
特に「おなじ話」「ひかり」などでは、歌詞の表現やテーマが深く、聴く人の想像力に委ねられる部分が多いためです。
以下、具体的な5つの理由を紹介します。
理由① 歌詞が日常的なのに不穏
楽曲『おなじ話』では、「いるのにいない」「いないのにいる」といったフレーズが登場します。
一見普通の会話のように見えますが、幽霊や喪失感を想起させる表現で、日常の中に微妙な不安を潜ませています。
こうした表現は、聴く人の想像力によって意味が変化するため、怖さを感じやすくしています。
理由② 衝撃的な表現が含まれる
楽曲『ひかり』では、人生の大きな困難や心身の不自由さと向き合う人物を描いた楽曲として知られています。
「練炭ひとつ買ってきて」という非常に重い言葉が登場し、聴く人に強い印象を残しています。
この曲は、そうした厳しい状況を経た上で、それでも生きる喜びや希望の可能性を見つめようとする内容であり、現実に近い言葉が使われているからこそ、不安や怖さを感じる人がいるようです。
理由③ 繰り返しと曖昧さ
『おなじ話』などの曲では、歌詞に同じ言葉やフレーズが繰り返される構造が特徴です。
語り手と聞き手の視点の違いや、結末がはっきり描かれない曖昧さがあるため、聴く人は自分の想像力で意味や情景を補完することになります。
メロディやアレンジは穏やかで耳に残りやすい一方、歌詞の独特な世界観は強く印象に残り、繰り返しの表現が徐々に不安や怖さとして感じられるのかもしれません。
この繰り返しと曖昧さの組み合わせが、日常の中の微妙な不穏さを浮き彫りにし、聴く人に深い余韻を与えるようです。
理由④ 登場人物の心理が生々しい
楽曲『寝ても覚めても』『虎』では、主人公の孤独感や諦め、自己嫌悪が生々しく描かれています。
こうした心理描写がリアルであるため、聴き手は共感と同時に背筋が寒くなるような感覚を抱くことがあります。
日常の中に潜む内面の闇が、曲の印象をより不穏なものに変えることもあるのかもしれません。
理由⑤ 曲のビジュアルやメロディも不安を助長
楽曲によっては、MVや演奏の雰囲気が少し不気味で、歌詞と組み合わさることで心理的な怖さを増幅させます。
楽曲『怪物』『からたちの木』『ぼくのお日さま』などの例では、メロディや映像演出が物語の不穏さを際立たせ、聴く人に怖さと独特の世界観を印象づけています。
紅白で歌う「笑ったり転んだり」はどう違う？
ハンバートハンバートの新曲「笑ったり転んだり」は、2025年9月から放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌として制作されました。
これまで「おなじ話」などで見られた、不穏さや心理的な怖さとは違い、ドラマの世界観に寄り添う柔らかく温かい曲調が特徴。
歌詞も、物語の登場人物の心情や日常の微細な感情を丁寧に描写しており、聴く人の気持ちに自然に寄り添います。
朝ドラ主題歌⁈と聞いた時は驚きましたが、その舞台が松江と聞いて、またびっくり。昔から何度もライブに訪れて、たくさん思い出のある場所です。そして、物語にぴったりのとても良い曲ができたと思っています。たくさんの人に聞いてもらえたらうれしいです。
ハンバート ハンバート 佐野遊穂さんのコメント（公式インスタグラムより）
はじめはどんな曲を作ったらいいものか悩みましたが、曲作りは考えすぎるとかえってよくないので、モデルとなった小泉セツさんの『思い出の記』をただただ繰り返し読み、自分がセツになったつもりで一気に作りました。
ハンバート ハンバート 佐藤良成さんのコメント（公式インスタグラムより）
制作統括の橋爪國臣氏も、二人の自然な歌声がドラマの空気感に溶け込み、重なるようで重ならない関係性を表現できるとコメントしています。
この曲は、メロディやアレンジが穏やかで耳に優しく、聴くたびに心に寄り添う感覚を与えます。
泣けるときもあれば笑えるときもあり、怖い印象とは少し異なり、日常の中で安心感や温かさを感じられる曲になっています。
SNSではどんな声が上がっている？
ハンバートハンバートの「笑ったり転んだり」は、朝ドラ『ばけばけ』の主題歌として温かさや柔らかさが印象的ですが、SNS上では「少し怖い」「不安を感じる」といった意見も見られます。
曲調や歌詞の揺れ幅、現実の感情にリンクする表現が、聴く人によって異なる印象を与えるようです。
例えば、佐藤良成の歌い方は「普通に隣で話しているような自然さ」があり、佐野遊穂の柔らかい歌声と相性がぴったりです。その一方で、歌詞の微妙な乱高下や深みが「少し怖い」と感じる人もいるといいます。
ハンバートハンバートの佐藤さんの歌い方本当に素敵
— 🐺SHIHO🐰 (@RRzx1xidkx9) October 15, 2025
普通に隣で話してるみたいな歌い方
佐野さんの柔らかい歌声とも相性ぴったりだし歌詞が乱高下して少し怖いのも最高
ばけばけ、えもいわれぬ緊張感というか、絶妙にハラハラ？ザワザワ？させられるので観るの怖いんだけど、良い具合にギャグ入れてくるから楽しく観れている。ハンバートハンバートの主題歌良すぎて、聴くだけで１日気持ち良く過ごせるな。
— あゆみ🍎 (@takky1018) October 9, 2025
ハンバートハンバートの曲、もちろんドラマに合わせてあるのだろうけど、現実にも通じてるところが怖いところだよなぁ。出だしが、もう、怖い。
— rincocha (@_rincocha_) October 6, 2025
ハンバートハンバートが苦手、という意見を時々見かける。私は大好きだけど、ちょっと怖い印象あるかもね。でもいろんなタイプの曲があり歌詞も深くて聴くほどにハマります。ライブのMCはユルくてかわいい。
— りこ（栗鼠） (@Sky_Rkspz) October 6, 2025
どんなに怖い展開でも寄り添ってくれるハンバートハンバート
— 終 (@shuuhaduki) October 15, 2025
こうした意見からもわかるように、「笑ったり転んだり」は、従来の“怖い歌”の要素を持ちつつも、温かさや安心感、寄り添う力が同居している曲として多くの人の心に届いています。
曲の印象は聴く人次第で変わるため、怖さと優しさの両面を楽しめるのが魅力です。
まとめ：ハンバートハンバートの歌が怖いと感じても不思議じゃない
ハンバートハンバートの楽曲には、日常の中の小さな不穏さや心理的な揺れを描いたものが多くあります。
歌詞の曖昧さや繰り返し、比喩表現などが聴く人の想像力を刺激し、「怖い」と感じることもあるでしょう。
一方で、曲調や歌声は優しく、温かさや寄り添う力も持っています。怖さとやさしさが同居する独特の世界観こそが、彼らの魅力であり、聴く人によって印象が変わるのも自然なことです。
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