リン・ユーティン(林郁婷)wiki経歴プロフ!“はじめの一歩”がきっかけ?

2024年夏季オリンピック(パリ五輪)の女子ボクシングで、リン・ユーティン選手が話題となっています。

性別問題で渦中にある台湾(チャイニーズタイペイ)のリン・ユーティン(リン・ユーチン/林郁婷/Lin Yu-ting/リン・イクテイ)選手は、女子ボクシング57キログラム級で順当に勝ち進んで、金メダルを獲得しました

リン・ユーティン選手はXY染色体を持つということで話題になっていますが、どんな選手なのでしょうか?

実はボクシングを始めたのは、日本のアニメ・漫画の「はじめの一歩」がきっかけなのだとか。

そんなリン・ユーティン選手のwiki経歴などのプロフィールを調べてまとめました。

目次

リン・ユーティン(林郁婷)wiki経歴プロフ!“はじめの一歩”がきっかけ?

国際ボクシング協会(IBA)は、2023年の「IBA女子世界ボクシング選手権ニューデリー」以降、リン・ユーティン選手は失格となっています。

それ以前は数々の大会で好成績をおさめていました。

名前:リン・ユーティン(林郁婷/Lin Yu-Ting/リン・イクテイ/リン・ユーチン)
生年月日:1995年12月13日(28歳 2024年7月時点
出身地:台湾新北市鶯歌區
学歴:新北市立鶯歌高級工商職業學校
職業:女子ボクシング選手
階級:フェザー級
身長:175cm

リン選手がボクシングを始めたきっかけは、兄と一緒に見た日本のテレビアニメ「はじめの一歩」だったといいます。

幼い頃、はじめの一歩をみてから、父親から家庭内暴力を受けていたお母さんを守りたいと思いからボクシングをはじめました。

その後、両親は離婚し、母と兄と妹の母子家庭で育ちました。

そして5年間、曾自強(ツァン・チー・キョン)コーチのもとでトレーニングを積み、2013年の高校生の時に世界ユース・ジュニア女子ボクシング選手権大会で金メダルを獲得しました。

リン・ユーティン選手とツァン・チー・キョン(曾自強)コーチ

リン選手は、大会で入賞するたびに、家計を補うために賞金を全額お母さんにプレゼントしていたのだそう。

ボクシング選手として優秀な成績をおさめていたリン選手は、高校卒業後もボクシングに専念できるよう、進学や就職を全面的に支援すると台湾新北市政府から約束されました。

筆者の心の声

それくらいに期待の選手だったのですね!

主な戦績
ボクシング世界選手権

2018年:ニューデリー54kg級1位 金
2019年:ウランウデ57kg級3位 銅
2022年:イスタンブール57kg級1位 
アジア大会
2018年:ジャカルタ51kg級3位 銅
2022年:杭州57kg級1位 金
アジアボクシング選手権
2017年:ホーチミン54kg級1位 金
2019年:バンコク57kg級1位 金
世界ユースボクシング選手権
2013年:アベナ51kg級1位 金

パリオリンピックでの性別問題の経緯

リン・ユーティン選手は2023年、国際ボクシング協会(IBA)主催の世界選手権において、DNA検査結果でXY染色体を持つとして、競技の公平性と完全性を維持するために出場権を剥奪されました。

しかし、それから一転して、2024年7月、オリンピック委員会(IOC)は、リン・ユーティン選手のパリオリンピック出場を認めました。

なぜなら、失格処分を下した国際ボクシング協会(IBA)は、オリンピックボクシング運営を禁止されており、オリンピック運営はIOCが行っているからです。

簡単に言うと、IOCは、IOCの寛容なルール(ゆるいルール?)のもと、かつて失格だったボクサーの出場を許可した、ということです。

同じくアルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手も、性別問題で渦中にあり、パリオリンピックで金メダルを獲ったことから、話題の対象になっています。

そんな中でもリン・ユーティン選手には、ポジティブな応援メッセージもたくさん寄せられていました。

パリオリンピックでリン選手の対戦した相手はこちら!

まとめ

話題のリン・ユーティン選手の経歴をまとめました。

はじめの一歩がボクシングをはじめるきっかけとなったのは、日本人として嬉しいですね!

今後も注目していきたいと思います。

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