2024年夏季オリンピック(パリ五輪)で活躍中の、柔道-73kg級の米国代表のジャック・ヨネヅカ(Jack Yonezuka)選手。
姓が「ヨネヅカ」なので日本人なのかな?と思ってしまいそうですが、アメリカ生まれで、パリオリンピックのアメリカ代表の柔道選手です。
なぜ「ヨネヅカ」という姓なのか、家族構成を徹底調査した結果、彼の祖父は日本出身の米塚義定氏で父や兄も柔道選手の柔道一家だということがわかりました。
そんなジャック・ヨネヅカ選手のwiki経歴プロフと、家族について詳しく紹介します。
ジャック・ヨネヅカのwiki経歴プロフ!
ジャック・ヨネヅカ選手は、アメリカ合衆国ニュージャージー州の由緒ある柔道家の家系に生まれ、柔道家としての父と兄の姿を見て、わずか5歳で柔道をはじめました。
名前:Jack Yonezuka(ジャック・ヨネヅカ)
誕生日:2003年5月20日(2024年時点で21歳)
出身:アメリカ合衆国ニュージャージー州ウェストロングブランチ
道場:Cranford Judo Karate Center(クランフォード柔道空手センター)
身長:168 cm
階級:-73 kg (軽量級)
ジャック・ヨネヅカ選手は、祖父の義定氏が創設した「クランフォード柔道空手センター」で幼い頃からトレーニングしています。
主な成績(参考:国際柔道連盟より抜粋)
2018年:Montreal Cadets Panamerican Cup 2位
2019年:Panamerican Cadet Championships 3位
2020年:Panamerican Cadet Championships 優勝
Panamerican Junior Championships 2位
2021年:Guayaquil Panamerican Open 3位
2022年:Guayaquil World Championships Juniors Individuals 3位
2023年:Tunis Junior African Cup 優勝
Tunis African Open 優勝
Cordoba Junior Panamerican Cup 優勝
Cordoba Panamerican Open 優勝
Skopje Junior European Cup 優勝
Odivelas World Championships Juniors Individuals 2位
Perth Oceania Open 3位
2024年:Grand Prix Upper Austria 3位
2024年5月20日、パリオリンピックの出場権をかけた最後の国際大会となった「2024年世界柔道選手権 アブダビ大会」で、ヨネヅカ選手はオリンピックランキング上位17名の中にランクインし出場権を獲得しました。
偶然にもその日はヨネヅカ選手の21歳の誕生日でもあり、非常に特別な日となったと語っています。
アメリカで21歳の誕生日は節目となる特別な日。その日がさらに五輪出場権を獲得した日ともなれば、その喜びは計り知れませんね!
ジャック・ヨネヅカの祖父は米塚義定!柔道一家の家族構成調査
ジャック・ヨネヅカ選手には、祖父、両親、1歳年上の兄、そしてカナダ人のガールフレンド(彼女)がいます。
母親以外は柔道家です。では、順番に見ていきましょう!
祖父は米塚義定
ヨネヅカ選手の祖父・米塚義定氏は、青森県出身の柔道家です。
名前:米塚義定(よねづか・よしさだ)
生年月日:1937年5月19日
没年月日:2014年10月18日(77歳没)
出身地:青森県北津軽郡武田村
出身校:武田中学校→五所川原高校→日本大学
そして1962年にクランフォード柔道空手道センターを設立し、多くの志ある学生、世界レベルの選手、そしてオリンピックメダリストを輩出してきました。
1960年:ニューヨーク州柔道協会に招聘
1962年:陸軍士官学校の柔道指導員、クランフォード柔道空手センター創設
1966年:アメリカン柔友会を設立
1980年:アメリカ代表チームのコーチに就任
1988年:アメリカ柔道連盟の会長の就任、オリンピックアメリカ柔道チームヘッドコーチ
1992年:オリンピックアメリカ柔道チームヘッドコーチ
2000年:全日本柔道連盟国際委員会在外委員へ就任
2009年:旭日小綬章を受勲
そして、息子のニック・ヨネヅカ氏(ジャック・ヨネヅカの父)をはじめ、オリンピックや世界大会に出場する選手を育てた後、1988年と1992年のオリンピックでは、アメリカ柔道チームのヘッドコーチも勤めました。
また、国際レベルから草の根レベルに至るまで、柔道の技のみならず、精神の普及に尽力したとして長年の功績が認められ、2009年(平成21)、旭日小授章を授章しました。
父は柔道師範
ジャック・ヨネヅカ選手の父もまた柔道家のニック・ヨネヅカ氏で、クランフォード柔道空手センターで指導にあたり、またUSA柔道コーチを務めています。
父である米塚義定氏の逝去後、クランフォード柔道空手センターを、師範として受け継いでいます。
名前:Nicolas K. Yonezuka(ニコラス・ヨネヅカ)
生年月日:1963年11月3日(60歳 2024年6月時点)
出身地:アメリカ合衆国ニュージャージー州
出身校:Watchung Hills Regional High School
ニック・ヨネヅカ氏は、1980年のモスクワ五輪で、弱冠16歳で78kg以下級のアメリカ代表選手に選ばれましたが、残念ながらアメリカはボイコット。そのため同氏のオリンピック出場は叶いませんでした。
その後、数々の国際大会で好成績をおさめますが、オリンピック出場に関しては、今回のパリ五輪で出場権を獲得した息子のジャック・ヨネヅカ選手が、ヨネヅカファミリーで初となります。
兄も柔道家
ジャック・ヨネヅカ選手の兄は、柔道家のニック・ヨネヅカ選手(父と同じ名前)で、ジャック選手同様に国際大会で活躍しています。
名前:Nicolas Yonezuka(ニコラス・ヨネヅカ)
生年月日:2002年4月26日(22歳 2024年時点)
出身地:アメリカ合衆国ニュージャージー州
身長:175 cm
階級:-81 kg (軽中量級)
主な成績(参考:国際柔道連盟、TEAM USAより抜粋)
2020年:Junior Pan American Championships 2位
2021年:Guayaquil Panamerican Open 優勝
USA Judo Senior National Championships 優勝
Punta Cana Pan American Open 2位
2022年:USA Judo Junior Olympic Championships (IJF-Junior) 優勝
USA Judo Senior National Championships 2位
彼女は超絶美人!カナダの柔道選手
ジャック・ヨネヅカ選手のガールフレンドもまた柔道家で、カナダの柔道選手でもあるRebeca Manaila(レベッカ・マナイラ)さん、20歳です。
2人は2022年頃から交際しており、お互いのSNSでポストしていて、とてもラブラブな様子!
レベッカさんは、-63kg級の選手で、身長は175センチ。めちゃくちゃキュートな女性ですね!
長身でスタイルもよく、美人だし、ぎょうざ耳にもなってなくて、柔道をやっているようには見えないっ!!
そのほかの家族は?
ジャック・ヨネヅカ選手は、家族全てが柔道家というわけではありませんが、大家族!!!
母:Denise Yonezuka
小学校教師、英語教師
現在は、WEST LONG BRANCH BOARD OF EDUCATION SCHOOL DISTRICT 7年生の国語教師
叔母(父の妹):Natacha Yonezuka
スポーツ医学、整形外科の医師
従姉:Sophia Van Sickle
従弟:Kenji
大叔父(伯父):Yoshi、Masato
大叔母(伯母): Teruko、Nabuko
本人の努力はもちろん、たくさんの家族に囲まれて支えられてきたからこそ、ヨネヅカファミリー初となる、念願のオリンピック出場が叶ったのかもしれませんね!
まとめ:ジャック・ヨネヅカのwiki経歴プロフ!祖父は米塚義定!家族構成調査
ジャック・ヨネヅカ選手は、アメリカ合衆国のニュージャージー州の柔道一家に生まれました。
アメリカ柔道のパイオニアとも言える祖父の米塚義定と、父のニック・ヨネヅカ氏の元で幼いころからトレーニングし、念願のオリンピック出場!
まだ21歳と若いので、今後の活躍にも目が離せませんね。
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