斎藤知事がかわいそう!逃げた片山安孝が黒幕?と言われる理由5つ!

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2024年7月12日に涙ながらに辞任した兵庫県元副知事の片山安孝氏。

先に辞任した片山元副知事に対して、世間では「逃げた」などとも揶揄され、一方で、一部では片山元副知事が黒幕?だという声も。

また、「斎藤知事かわいそう」や「がんばれ」などという声もささやかれるなど、世間ではさまざまな意見があります。

今回は、主に、片山安孝元副知事が黒幕と言われる理由を5つまとめました。

目次
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逃げた片山安孝が黒幕?と言われる理由5つ!

理由① 政治資金パーティー券疑惑

片山元副知事は、商工会議所や商工会に対し県の補助金カットするとほのめかし、2023年7月の斎藤知事の政治資金パーティー実施に際して、パーティー券を大量購入させた疑惑が持たれています。

これについて片山元副知事は「パーティー券の販売を私が手伝ったのは事実」「購入のお願いをしたもの」とし、「パーティー券を圧力をかけて購入させた事実はない」と否定しています。

兵庫県警の捜査2課が、この件について捜査をしているとの報道もあります。

理由② 阪神・オリックス優勝パレード問題

2023年11月に開催された阪神・オリックスの優勝パレードに関して、県が信用金庫への補助金を増額し、増額分を寄付金としてキックバックさせ、補填したという疑惑。

西播磨県民局長による告発文には、「具体の司令塔は副知事」とあります。

9月6日の百条委員会での証人喚問で、パレード直前は信用金庫からの寄付金は50万円だったのにも関わらず、片山元副知事が信用金庫を訪問した直後に寄付金が2000万円に増額されていたことが明かされました。

これに対して、片山元副知事は、「信用金庫に寄付をお願いしに行ったことは事実」「できるだけ(協力を)お願いします、と言っただけ」と否定しています。

しかし、次のような証言がメディアで報じられました。

信用金庫の関係者によると、

片山副知事が信用金庫に赴き、
「寄付金が足りてないのだが、赤字を出す訳にはいかない。寄付できないか?補助金はしっかり出しますんで」と言及。

信用金庫関係者
「そう言われたら数百万の寄付は断れない。キックバックというより、補助金で釣られた」と証言。

追記:
キックバック疑惑に関して、10月25日に行われた百条委員会で、片山氏は改めて否定しており、協賛金集めと補助金増額には関係がないとしています。

追記(11月7日):
但陽信用金庫の桑田純一郎理事長が、「片山氏からキックバックを持ちかけられたことも、具体的な金額を提示されたこともない」とはっきり証言がありました。

パレードの協賛金の集まりが悪いという片山氏の話を聞き、桑田理事長の方が2000万円という金額を提示したと言います。

もしも本当に片山氏からキックバックを持ちかけられていたとしたら、信金の理事長は一蹴していたとし、そもそも刑事責任を問われるようなことを、11の信用金庫が一斉に加担するわけがない、としています。

理由③ 告発者捜し

7月に亡くなった元西播磨県民局長が内部告発した際、第三者委員会を立ち上げるべきという意見が出たにも関わらず、片山元副知事などによる内部での告発者捜しが行われました。

3月25日、片山副知事は、元西播磨県民局長に対して、人事権をちらつかせて情報源を探るなど、45分に渡って聴取。

誰から聞いたんや、全部名前言え。1年間の(メール記録)全部チェックさせとんねん。いろんな人の名前、出てきたわ。どういうこっちゃ

誰とやり取りしとったんや。全部1人で情報集めとんか、聞き回っとるんやろ

噂だけやないようなことも聞いとるやないか。誰から聞いとんや

(メールで)名前が出てきた者は一斉に嫌疑をかけて調べなしゃあない。名前出てきた者は皆在職しとることだけ忘れんとってくれよな

警察に持ち込もうかと思ってる。一切知らんて最後まで言うの?

第三者委員会の立ち上げは知事に否定されたとし、告発者捜しを行い、告発者のパソコンを押収したのも片山元副知事。

個人情報を調べて知事に報告、かなり強引な手法だったと報じられています。

百条委員会で、告発者の個人情報を保護する「公益通報者保護制度」の対象になるとは思わなかったのか?との質問に対しても、片山氏は「そうは思いませんでした」と答えています。

追記:
公益通報問題に関連して、なぜ公益通報保護に当たらないのかを意見しているポストも。

 

理由④ 辞職と引き換えに百条委員会を阻止

客観性が疑問視され、県議会は調査特別委員会(百条委員会)設置しました。

百条委員会は、地方自治法100条に基づいて設置され、関係者の出頭や証言を命じる強い権限を持ち、虚偽証言などには禁錮や罰金が科されるものです。

しかし、最大会派の自民党が百条委設置を提案する方針を表明した際、片山氏は、自身の辞職と引き換えに百条委設置をやめるように求めています。

この件について、6月定例会一般質問で片山氏は「百条委設置は議会で判断されるもの。一定の考え方を述べただけだ」と弁明しています。

理由⑤ 知事1人できる疑惑ばかりではない

斎藤知事のパワハラ疑惑については置いておいて、告発にあったその他の疑惑については、斎藤知事1人でできるようなことではないというのが、県政関係者の見方のようです。

兵庫県の県政関係者は、

  • 正直、斎藤知事に実行力や調整能力があるとは考えづらい
  • 興味のないことに対しての動きが鈍く、一部の幹部以外とのコミュニケーションを取らないため現場を知らず、県政の状況にも疎い
  • そのため、そのほかの疑惑が知事1人で描ける疑惑とは思えず、片山元副知事の傀儡だったのでは?

と、メディアに語っています。

片山元副知事が黒幕説は、SNSでも話題に。

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斎藤知事がかわいそう?「がんばれ」などの世間の声

斎藤元彦

連日の兵庫県知事のパワハラ疑惑や、百条委員会などについての報道で、斎藤知事に辞職を要求する声が高まっています。

そんな中でも擁護派もいることも確かです。

マスコミの偏向報道に対して疑問を持つ声や、だんだんかわいそうになってきた、などの声もあります。

極端な比較ですが、米国のトランプ元大統領は、罪状34件で有罪であるにも関わらず大統領選に出馬、民主党候補ハリス副大統領と拮抗するほどに支持率を集めています。(注:11月6日時点でトランプ氏は当選確定)

筆者の心の声

兵庫県内外の人々の全てが全て、斎藤知事に対して否定的ではない、という事実も納得できる要素ではありますね。

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片山氏は黒幕ではなかった

片山副知事は、7月に辞職。斎藤前知事の辞職も説得しましたが、斎藤氏は失職まで貫き通しました。

片山氏は「知事を守れなかった」として涙の会見をして世間の注目を集めましたが、当時の世論が「逃げた」と冷ややか。

しかしそれから数カ月経ち、新たな証言が表に出てきて、風潮が変わりつつあります。

前述した「黒幕?と言われる理由5つ」について、

  • ①政治資金パーティー券疑惑…否定
  • ②優勝パレードの寄付金キックバック疑惑…否定
  • ③執拗な告発者捜し…告発者に倫理的問題があった
  • ④百条委員会の阻止…斎藤知事、片山副知事を陥れようとしたのはむしろ百条委員会の方?
  • ⑤知事1人でできる疑惑ではない(知事は傀儡?)…そもそも全ての疑惑を否定。片山氏は知事を守ろうとしていた

ということがわかってきて、片山氏が黒幕とは考えにくいという状況です。

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まとめ:斎藤知事がかわいそう!逃げた片山安孝が黒幕?と言われる理由5つ!

片山元副知事の黒幕説を5つまとめました。

すこしずついろいろな証言が表に出てきて、片山知事は黒幕ではないことがわかってきました。

今後どうなるのか、また注目していきたいと思います。

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